クラウド会計システムを導入して経理業務をまるっと外注

現在、経理業務の外注が進んでいます。

会社経営をしていると毎日、記帳しなければいけないお金の動きがあります。
日々の取引で発生した売上や経費などを、帳簿に記録する作業「帳簿付け」は必ず必要です。

今までは、それらの経理業務は自社で従業員を雇って対応していたと思います。

しかし、今はクラウド会計システムを導入すると自宅のパソコンから必要な請求書や発注書を受け取って記帳する事が出来ます。

しかもID、PWを共有すれば複数人で作業をする事が出来ます。

4、5人で作業するとある程度の規模の中小企業の経理業務はほとんどカバー出来ると思います。

クラウド会計システムを使うとこれらの経理業務を外注する事が出来ます。
わざわざ自社で雇わなくても業務委託先に経理業務の代行が出来れば、人件費や社会保険料の圧縮になります。

経費がかさんで利益がなかなか上がらない中小企業には、必須の経費削減方法だと思います。

日本でシェアを競っているクラウド会計ソフトは、マネーフォワードとfreeeです。

クラウド会計システムを導入している企業のほとんどは、このどちらかを使っています。

どちらもそれぞれ特徴があるので、実際に使ってみないとどちらが自社に合っているかはわかりませんが、クラウドシステムを使って会計処理を行っているのは共通しています。

クラウド会計ソフトで出来る事

請求書の発送

メール発送、郵便発送どちらも対応しています。
クラウド会計ソフトに一度レイアウトを作成したら、後は宛先や金額を変えるだけで請求書が作成出来ます。

そしてメール発送か郵便発送か選べます。

ボタン1つで発送出来るので細かな処理が不要になります。
特に郵便発送の場合、自分で封筒に宛名を書いたり、ポストに投函する必要はありません。

クラウド上から発送依頼をすると、郵送代行会社が自動的に郵送してくれます。

振込み予約

取引先へのお支払いもクラウド上の操作で出来ます。
取引先の口座を一度登録しておけば、毎月届くお支払いは金額を変えて申請するだけ出来ます。

支払の際はネットバンキングと連携して行います。
事前にネットバンキングで総合振込の申込をしておけばたくさんの支払先にまとめて振込みが出来ます。

また、社会保険料や税金の支払もeTaxやeLTaxを使ってする事が出来ます。

ネットバンキングと連携して残高照会

ネットバンキングとクラウド会計ソフトを連携すると自宅のパソコンから会社の銀行口座の入出金の確認が出来ます。

わざわざ出社しなくてもちゃんと入金や支払がされているかが確認出来るので外部委託する事も可能です。
また収支表も自動で作成されるので月々の決算状況を把握することも出来ます。


自宅のパソコンを使ってほとんどの会計処理が出来るので是非、クラウド会計システムを導入する事をお勧めします。

単純に経費削減になるだけでなく、業務処理も今までより負担が減ります。

従業員の負担軽減になるので、導入するだけでも業務管理が今までよりしやすくなると思います。